R5河北中学校日記

1年生道徳「なんでとめんのよ」

2023年9月20日 17時51分

元河北中学校の校長先生、坂井親治先生にお越しいただき、1年生の道徳「なんでとめんのよ」の授業が行われました。資料は、クラスの中で起こったいじめ。いじめをする子、見て見ぬふりをする子、注意したくてもできない子・・・。

自分と同じように他の人も尊重し、誰に対しても等しく思いやりを持って接し、いじめのない社会にすることをねらいとして、授業がすすめられました。

この資料を読み、登場人物の気持ちに寄り添い、「いじめはだめだ」「差別はいけない」「見て見ぬふりは一番悪い」「注意できるのはすごい。見習いたい」といった感想を述べていました。

授業では、子供たちの意見を坂井先生が繋ぎながら、必死にいじめを止めた「強い心」に気付かせながら、いじめている者の「弱い心」にも焦点を当て、なぜ、いじめはおこるのか、じっくりと考えました。

実は、この授業、坂井先生が在籍されていた7~8年前に行わていたもので、この取組とともに当時の生徒会が中心となって河北中「いじめ撲滅宣言」が作られました。

今も、この宣言は生徒総会などのときに唱和され、教室にも掲示されています。先輩たちの取組が根付き、後輩たちにも受け継がれています。授業を受けて、先輩たちの思いや、今、共にいる仲間への思いを改めて問い直すことができました。

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